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第17回 鶴彬をたたえる集い

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9月13日(日)   雨 ☂☂ 午後から晴れ間




 9月14日は、鶴彬(つるあきら)の命日。

 毎年、命日に近い日曜日に、

 この高松歴史公園の句碑の前で、

 「鶴彬をたたえる集い」が開かれています。

 ことしも、30人ほどの人が各地から集い、

 戦前に川柳で反戦を訴えた鶴彬を偲びました。






この碑前祭には、いつも、鶴彬の姪、城戸寿子さんが献句の川柳を詠みあげます。

献句は、今年度の第20回『鶴彬』川柳大賞受賞作。

   鶴彬大賞  七色の舌で平和を偽装する    樫村日華(茨城県)

   優秀賞    九条を骨抜きにする多数決    妻木義山(小松市)

           税務署に弱音を吐いて励まされ  清左とみ(金沢市)

最後は、句碑に刻まれている鶴彬の川柳を、高松吟詠会のみなさんが献吟されました。

           枯れ芝よ団結をして春を待つ    鶴彬


終了後、隣の会館で、石川テレビドキュメンタリー『川柳人 鶴彬~今に伝わるメッセージ~』

(2015.5.23 石川テレビで放映)が上映され、みんなで鑑賞しました。

鶴彬が、現代の私たちに託したメッセージはなにかを考えさせられるよいドキュメンタリーでした。

       手と足をもいだ丸太にしてかへし

       胎内の動き知るころ骨がつき

14日は、安保法案が衆院で再可決できる憲法の60日ルールが使えるようになる日。

鶴彬のメッセージに耳を傾けてほしいと切に願いました。


      *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


彼岸花

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9月19日(土)        晴れ



 文庫の庭に彼岸花が咲きました。

 ことしの彼岸花は、「安保法案」の行方を案じるかの

 ようにあざやか。

 止まない反対にも耳をかさず、18日に強行採決。これが

 会議かと目を覆う混乱。そして、19日午前2時可決成立。

 ことしの彼岸花は、怒りに見える「いかりばな」だ。

 憲法を踏みにじる政権を止めねばと、教えているようだ。








 安保法案が強行採決された日の前日、17日は、

 私の誕生日!

 仲間たちが、文庫の35周年のお祝いもかねて、

 こんな素敵な椅子をプレゼントしてくれました!

 さっそく「平和の椅子」と名付けました。

 これまでの年月、絵本を読み、おはなしを聞きながら、

 文庫で培われてきた平和の意思が、いっそう、

 根付いていくように、みんなで座り続けたいと、

 願っています。

 どうぞ、どなたでも、座りに来てくださいね!

 お待ちしています!

 そして、こんな素敵な椅子を贈ってくれた仲間達に、

 ありがとう!ありがとう! 感謝でいっぱいです!









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「草の風」2015年9月

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9月22日(火)      秋晴れ


みなさん、こんにちは!

はまなす文庫より、9月のお便りをお届けします。

都合のよい方は、どうぞ、お出かけくださいね。



 文庫の庭に、

 ふじばかまの花が咲きました!

 1メートルほどの背高のっぽです。










       ・・・・・・・・・・・・・・・「草の風」 (NO.273) 2015年9月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


音譜わらべうた  あかとんぼ あかとんぼ ようとぶとんぼ あかとんぼ♪

帽子 詩      「いろいろなタネ」 『ライラックの枝のクロウタドリ』より

                           ジェイムズ・リーヴズ

                           エドワード・アーディゾーニ絵 間崎ルリ子訳

                                          (こぐま社)

本はまなす文庫 9月のおはなし会   26日(土)ごご2:00~

            特集 ~わらべうたであそぼ !!~

               文庫のおはなし会でたのしんできたわらべうたやことば遊びを

               まとめてたのしみます。

               もちよりもOK!!一緒にたのしみたいものがある方は、お持ち下さいね。

満月 みなさん お変わりありませんか。久しぶりのお便りです。

 9月に入り、文庫の庭も秋の気配がただよい、まわりの野道には、秋の七草(はぎ、ききょう、

 ふじばかま、おみなえし、なでしこ、くず、すすき)が、咲きそろいました。

 ことしは、19日~23日のシルバーウィークも晴天に恵まれ、27日は仲秋の名月ですね。

 このよき秋のはじまりに、残念なこともありました。19日未明、多くに人たちの強い反対に全く

 耳をかさず、しかも、目を覆うような混乱のなか、「安保関連法案」が、可決、採択されました。

  しかし、あきらめずに、これまでつみ重ねてきた平和の意思を守っていきたいと思います。

 その思いを強くしていた時、文庫や図書ボランティアの仲間たちから、すてきな椅子の贈りもの

 が届きました!さっそく、「平和の椅子」と呼ぶことにしました。これから、たくさんの方に座って

 いただけたらうれしいなと思っています。どうぞ、どなたでも、座りにいらして下さいね!

  さて、ことしも夏の恒例行事「ぶどう狩り&おはなし会」が無事に終了。午前午後のべ40人が

 つどい、おいしいぶどうを食べ、おはなし会を楽しみました。

    <プログラム>

 音譜わらべうた ねこじゃらし 音譜オカリナ 「ふるさと」「さんぽ」「星めぐりのうた」

 本絵本『いのりの石』 こやま峰子文 (フレーベル館)

 音譜「生きてきて はじめて」 for the first time in my life

 おはなし 「ティツキ・ピッキ・ブンブン」(ジャマイカの昔話)

       「ボタンインコ」(ファージョン作)

  遠くからは、長野から小林さん、高野さん。 久しぶり(10年ぶり!)にマックスーダさんも。

 スウさんと紅茶の時間のみなさん、文庫連のみなさんは、歌やおはなしを語ってくれました。

 白山市や珠洲からも来て下さった方など、一期一会のつどいになりました。

 来年も、どうぞ、お出かけくださいね。


   <次回のお知らせ>

 ・10月のおはなし会   10月10日(土)ごご2:30~

                    特集~たのしい人形劇団「ぼちぼち」をお迎えして~

                       ドイツの人形を使った人形劇です。おたのしみに!

 ・11月のおはなし会   11月7日(土)ごご2:30~

                    特集~絵本コレクター青山章子さんをお迎えして~

                       えほんを囲んでの青山さんのおはなし会です。おたのしみに!


         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                       

9月のおはなし会・報告

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9月26日(土)       くもりのちはれ



 窓からみた文庫の庭のすすき。

 ことしも二階に届くほど、大きくなりました!

 左にすこし、赤く見えるのが彼岸花。

 きょうは、いつもの月より一週遅れの、

 9月のおはなし会でした。

 シルバーウィークあとの静かな土曜日。

 こんな日に誰か来るかな~と待っていると、

 このちゃんとそうたくんが、一番のりでした!






 おはなし会では、

 9月生まれのやまださんも、子ども達と一緒に

 おはなしのろうそくを消しました。

 私も、お相伴!

 やっぱり、ろうそく消すのは、うれしいものですね。









 <おはなし会プログラム>

  ・詩  「いろいろなタネ」ジェイムズ・りーヴズ

        アーディゾーニ絵  間崎るり子 訳

         『ライラックの枝のクロウタドリ』(こぐま社)

  ・絵本 『ぼくはすすき』 細川剛さく (福音館書店)

       『ライフタイム』いきものたちの一生と数字

        ローラ・M・シェーファーぶん福岡新一やく

  ・おはなし「宝化物」 (日本の昔話)




 

<特集> わらべ歌・手遊び・ことば遊びで、あそぼ!

   これまでに、文庫で遊んだものを、順番に唱えたり、歌ったり、あそんだりしました。

 音譜とんぼとんぼ / やまにはごろごろ / きがゆれる / じいちゃんばあちゃんおにぎりちょうだい

   いちわのにわとり / おつきさまえらいの / 十五夜さんのもちつきは / おさらにおはしに

   こんこんこんきつねがね / きびだんご / えんどうまめにまめ / ふくすけさん 

   ちちゃいまめ / やすべぇじじいは / いちもんめのいーすけさん / ぺったらぺったんもちつけ

   つるつる / ことしのぼたん / ころりやころりやちんころり音譜

 参加したこのはちゃん(5歳)と、そうちゃん(小2)が、喜んだのは、「ことしのぼたん」でした。

 ふたりとも、オニになって、オニのせりふをたのしんでいました。このちゃんは、もう一回、

 やりたかったと、残念そうに帰って行きました。

 大人が喜んだのは、「ぺったらぺったんもちつけ」。お手玉を餅にみたてて、まわして遊びます。

 「十五夜さんのもちつき」は、27日の仲秋の名月にむけて。

 遊んでみて、子ども達と楽しく遊んだものは、体に残っていくことに気がつきました。

 これからも、もっと、たのしんでいきたいな、と思いました。


 このちゃんとそうちゃんは、

 わらべうたであそんだあとは、外からねこじゃらしを

 とってきて、玄関でねこのメイと

 あそんでいました。










 しほちゃんから届いた、

 手づくりの誕生日ケーキ!

 じつは、私としほちゃんは、二日違いの9月生まれ。

 だから、参加しておはなしのろうそくを消したかったけど、

 部活があって残念!!とメッセージがついていました。

 小学生のころから、文庫にきて、高校生になっても

 文庫を応援してくれるしほちゃん

 ありがとう!

 




 10月のおはなし会は、10日(土)ごご2:30~ ドイツの人形を使った人形劇です。

 かほく市で活動している人形劇団「ぼちぼち」の上演です。

 どうぞ、都合のつく方は、お楽しみにいらして下さいね。お待ちしています。


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宮沢賢治を読む会・9月例会

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9月27日(日)     くもり   仲秋の名月  雲に隠れながらのスーパームーン


 午後から、宮沢賢治を読む会9月例会が

 金沢勤労者プラザで開かれました。

 今月も、金沢郊外の自然の中に暮らしている

 Kさんが、秋の草花を持って来てくれました。

 Kさんは、毎月、読むことになっている賢治の詩を、

 予習し、そこに出てくる野山の草花を摘んで、

 持って来てくれます。

 学習の場に、草花があるとないとでは、大ちがい!

 みんな、野の花に気持を和ませながら、

 賢治のむずかしい詩を読みすすめていきます。

  詩の案内人は、お仲間の勝浦さん!

 毎回、詳しく調べてきて、ていねいに解説して

 下さるので、みんな熱心に聞きます!

  参加者 10人。









 今回読んだのは、

 「薤露青」「北いっぱいの星ぞらに」

 「早池峰山巓」 の三編。

  妹のトシの死から二年余り、賢治の悲哀が続いて

 いる頃の詩。十六夜の星空の下、早池峰山にも登っ

 ている。ブルーベル、いわかがみ、こけもも、うめば

 そうなど、早池峰に咲く花が出てきます。






 Kさんが、持って来てくれた花の名まえも記録しておきましょう。

   リンドウ   ウメモドキ   ツリフネソウ   ミズアザミ   シシウド   シオン

   クロバナヒキオコシ   コナラ   タケニグサ


 次回は、11月29日(日)  ごご2:00~4:30

                         金沢勤労者プラザにて

       会費    600円

       テキスト  『宮沢賢治全集』(ちくま文庫)第1巻目をお持ち下さい。

      

       関心のある方なら、どなたでも。

      

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はまなす文庫・10月のつどいのお知らせ

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10月1日(水)         くもりのちあめ 夜半から荒れ始める




 青空と秋桜(コスモス)

 近くの散歩道で。












 名残のぶどう。

 手の届くところにあったので、

 ひとつぶ、こっそりいただきました!

 あま~~い!!









今月のはまなす文庫のつどいを紹介します。

どうぞ、都合のよいところに、ご参加ください。申し込みはいりません。


           もみじ <はまなす文庫 10月のつどい> もみじ


 1日(木)   津幡町立図書館「宮沢賢治を読むつどい」 (10:30~12:00)

              図書館「みんなのへや」

              テキストは、図書館のカウンターで借りることができます。

              どなたでも。


10日(土)   はまなす文庫 10月のおはなし会 (14:30~17:00ごろ)

              特集~人形劇のつどい~

                 人形劇団「ぼちぼち」のみなさんが、ドイツの人形をつかって、

                 たのしい人形劇を見せてくれます。

                 どうぞ、お楽しみにいらして下さいね!

                 参加 無料    どなたでも。


14日(水)   おはなしのへや (13:30~15:30)

              中央図書館第2会議室

              おはなしをひとつ、お持ち下さい。

              どなたでも。

22日(木)   やまんば打ち合わせ会 (9:30~12:00)

              産業文化センター203研修室

 

27日(火)   やまんばサロン (10:00~12:00)

              中央図書館 第3会議室

              会員限定



<文庫の玄関>今月のえほん

*『6わのからす』レオ・レオニ  (あすなろ書房)

*『いのちのつながり』中村運ぶん(福音館書店)
*『つくったの だれ?』山口進文・写真(福音館書店)
*『カエサルくんの本のおはなし』いけがみしゅんいち
                        (福音館書店)
*『おひさまいろのきもの』広野多珂子(福音館書店)
*『くろねこさん しろねこさん』得田之久ぶん(童心社)
                     ほか




           メモ その他のお知らせ メモ



22日(木)    大人のためのおはなし会 (14:00~15:00)

               中央図書館 第3会議室

               図書館司書のみなさんと、やまんば会員が語ります。

               関心のある方は、どうぞ聞きにいらして下さい。

31日(土)    図書館まつり

               チャリティ古本&雑誌リサイクル市(10:30~  )

               紙芝居カーニバル (10:00~11:00)

          第6回おはなし・おはなしの会

               14:00~16:00

               倶利伽羅塾 火牛の間(津幡町竹橋 道の駅内)

               主催 おはなし・おはなしの会


           本 かほく市立中央図書館やまんばおはなし会 本

                  毎週日曜日11:00~1130

                  <図書館おはなしのへや> ↓


                        (おはなし会の様子)

                4日(日)      わらべうたのおはなし会

               11日(日)      おりがみのおはなし会

               18日(日)      かみしばいのおはなし会

               25日(日)      ろうそくのおはなし会


           クリップ はまなすぶんこ 出前予定 クリップ


 4日(日)    イングリッシュ・ブルーベル「おはなしの部屋」(川越)

 5日(月)    おんがくとおはなしのちいさいおうち「賢治の時間」(川口)

21日(水)    松風ハイツおはなし会

24日(土)    「ちぬぐすい」おはなし会(長野)

25日(日)    どんぐりころころおはなし会

 2日(金)~   宮沢賢治おはなし会

           宇ノ気小学校/戸板小学校/東湊小学校/額小学校/井上小学校

           富陽小学校/富樫小学校/大白台小学校/英小学校/津幡小学校

           柳田小学校/山王小学校/中条小学校



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「草の風」 2015年10月

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10月8日(木)        爽やかな秋晴れ


 朝夕、寒くなってきましたね。炬燵に入りたいほど。

みなさんお変わりありませんか。

はまなす文庫の10月のお便りをお届けします。


       ・・・・・・・・・・・・・・「草の風」 (NO.274) 2015年10月・・・・・・・・・・・・・・・・

音譜ことば遊び  いちわの にわとり みつけた

帽子詩  「カキ」 まど・みちお

本 10月のおはなし会    10日(土) ごご2:30~

         特集~たのしい人形劇 劇団「ぼちぼち」をおむかえして~

         入場無料  どなたでも

コスモスとなりのぶどう園のぶどうの葉も、少しずつ黄色くなって、秋風に揺れています。

 庭の数珠玉も、みどりの玉をむすんできました。

  さて、9月のおはなし会は、爽やかな秋晴れで、野山に散歩に行きたくなるような日でしたが、

 7人も来てくれました。特集の音譜わらべうたやてあそびを、たくさんたのしみました。特にお手玉を

 使っての「ぺったら もちつけ」「ことしのぼたん」「つるつる」などは、そうちゃん(小2)も、このちゃん

 (5歳)は、とても気にいって、何度も遊びました。みんなで、輪になって、手をつなぎ、オニになったり、

 ひとりでセリフを唱えたりして遊ぶことのたのしさを、あらためて感じたひと時でした。

  さて、今月のおはなし会は、ドイツの人形を使った人形劇です!劇団「ぼちぼち」さんは、シナリオも

 オリジナルで、図書館や富山の絵本館でも上演しています。小さい文庫での上演は、はじめて!

 狭い部屋で、どうなるか心配ですが、たのしみに待っています。

  この日は、なんと!愛知県田原市立図書館サポーターのみなさんが、文庫の見学もかねて、遠くか

 らきて下さるそうです。見学するほどの文庫ではないけれど、やっぱりうれしくて、たのしみに待ってい

 ます。楽しみがふたつも重なって、うれしい一日になりそう!

  どうぞ、都合のよい方は、どなたでもいらして下さいね。お待ちしています。コスモス


    <次回のお知らせ>

 11月のおはなし会 ①  11月7日(土)  ごご2:30~ (はまなす文庫にて)

                  特集 ~青山章子さんをおむかえして~

                     絵本いっぱいおはなし会

                  文庫の部屋で、ちいさな「絵本展」もやっています。

              ②   11月8日(日) 午前10:00~12:00 (かほく市立図書館にて)

                      ~私の絵本コレクション~

                      青山さんのおはなしと交流会

                      会費  500円

                      どなたでも。

                     


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10月のおはなし会 ・ 報告

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10月10日(土)     くもり



 アメジストの花が咲きました。

 早めに摘んで、ドライフラワーにして、

 リースにかざります。










 きょうは、10月のおはなし会でした。

 今月は、一週早目になっているので、

 集まりはどうかな~と思っていたのですが、なんと!

 「田原市図書館サポーターズ・おおきなかぶ」の

 皆さん5人が、来てくれました!

 朝7時に発って、お昼過ぎに着きました!

 今月の特集は、人形劇!

 劇団「ぼちぼち」の皆さんも10人で来てくれました。





人形劇が始まる前に、森田さんが、

石川県のおはなし「ごんだもち」を語ってくれました。

ろうそくを消してくれたのは、

この日(10日)生まれの、すずきさん、さかもとさん。

なんと、おはなし会に、二人も誕生日の人がいるとは、文庫始まって以来です!!


 「ぼちぼち」さんは、

 カスパール人形劇団「ぼちぼち」が正しい名前。

 カスパールとは、ドイツの人形のこと。

 人形劇にもカスパールという名の元気な

 男の子が出てきました。

 演目は「プッペン村の合唱団」と「カスパールの

 自慢のぼうし」







 ほら、こんなに素敵な人形たち!

 小さいけれど、

 ライトがあたると、とてもきれいに見えます。

 代表の森田さんは、友人からお借りしている

 そうですが、演じると人形たちに命が、

 吹き込まれるのがうれしいと、活動の場を

 広げています。







 お茶の時間には、

 田原市図書館サポーターズの活動の様子を

 聞いたり、「ぼちぼち」さんの思いを話して

 もらったり、よい交流の場になりました。

 子ども達は残念ながら、みゆちゃんだけでしたが、

 またみんなで楽しみたいなあと思い、

 来年もと、お願いしました。






田原市図書館サポーターズおおきなかぶのみなさん、遠くから

小さな文庫へ、きてくださってありがとう!!

出会って、つながることのできる文庫に感謝です。

来月は、神戸から青山章子さんが、いらして絵本のお話をしてくれます。

どうぞ、都合のよいかたは、お出かけくださいね。


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川越 & 川口 へ

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 今月のはじめは、

 川越のイングリッシュ・ブルーベルを

 お訪ねしました。

 白い壁にサマースノーが枝を伸ばして、

 入口のそばには、

 白い秋明菊や紫や赤いセージの花が咲いていました。

 ほかの植物たちも居心地よさそうにたくさん。

 お訪ねするのは、今年で5回目!

 一度だけ、真っ白なサマースノーの季節に

 伺って感動でした!

 そう、なかは、絵本カフェですよ~

 店主さんの選んだ絵本や児童書などやグッズも。

 手作りのハーブティやお菓子もとてもおいしいです。










 2階に小さいけど素敵な「お話の部屋」があります。

 このお部屋で、今年も、

 賢治の「セロ弾きのゴーシュ」「どんぐりと山猫」など、

 読ませてもらいました。

 三重県や横浜、近在のおはなしグループの方や、

 司書のみなさんも来てくれました。

 こんなカフェが近くにあるなんていいなあ~~と、

 いつも思います!






 翌日は、

 川口の「おんがくとおはなしのちいさいおうち」を

 お訪ねしました。3~4年ぶりかな~。

 お庭のヤマモモの木が太くなっていてびっくり!

 緑の陰の「おはなし大好き」の像も、おひさしぶり!

 

 






 石川の「宮沢賢治を読む会」が、

 埼玉県の小鹿野(賢治が地質調査に出かけた)を

 訪ねたとき、「ちいさいおうち」の落合さんも参加。

 その後、川口にも賢治を読む会が誕生。

 そして、時を経て、近くにもうひとつ誕生!

 つまり、孫が生まれていて、これまたびっくり!

 その孫のグループの方や、語りべの会の方など、

 集まって、賢治を聞いてくれました。

 川越も、川口も賢治がつないでくれたところ。

 どちらも、緑にかこまれて、

 ほんとうのすきとおったたべものを

 子どもたちに届けているひとたち。

 賢治が近くで喜んでいるような気がしました。

 また、お訪ねできるのをたのしみにしつつ・・・・









          *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *






 

 

朗読劇 空の村号

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10月18日(日)    はれ




 隣のTさんちの干し柿。

 海からの夕日の日差しが、ここまで。












 きょうは、近くのお寺の報恩講さんへ。

 いつも、報恩講の3日間、本堂では、

 作品展も開かれています。

 はまなす文庫でも、毎年、

 布の手づくり絵本を展示し、お寺に集う人たちに

 見てもらっています。







 報恩講の最終日、

 本堂で、朗読劇「空の村号」が公演されました。 

 出演は、「福島の民話を語る会」のみなさん。

 福島原発事故で家族や友人、故郷との離別を

 余儀なくされた少年の物語。

 はまなす文庫にも来てくれたことのあるNさんが、

 主人公の少年「空」君を演じていました。






 この作品のモデルになったのは、原発事故によって全域が避難指示区域に指定された

福島県飯館村。シナリオを作られたのは劇作家の篠原久美子さん。

篠原さんは、2011年初夏に現地を訪れ、花が咲く風景の中に田んぼが干からび、牛舎はからっぽ。

鳥も蛙も泣かない、子どものいない村に胸を痛めたそうです。

そして、あの日の痛みを忘れないために、演劇にできることはないかと、空の村号を制作し、

全国各地に上演が広まっているそうです。

私もどこかでと、思っていたのがかなえられました。

 震災から4年半。原発事故が起きるまで気づけなかった大人のひとりとして、

その責任を忘れず、さらに自分のできることを重ねることも忘れないようにしようと、

背中を押されたような、朗読劇でした。

 公演日は、Facebookなどでもお知らせしているそうです。


       *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 

信州 ぬちぐすいお話会へ

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 秋晴れの土曜日、

 長野県の浄蓮寺を訪ねしました。

 広い境内の中にある浄蓮寺は、「おはなし畑」の

 会員として活動していたNさんのお寺です。

 このお寺で、第16回ぬちぐすいお話会が開かれ、

 私もゲストとして参加しました。








 本堂の前に、大きな(樹齢300年ぐらい)

 銀杏の樹があり、ちょうど実が落ちていました。

 坊守のNさんは、毎年、この実を拾い、きれいに洗い

 茶封筒にころころ入れて送ってくれました。

 銀杏と一緒にお便りも入っていました。

 境内にやってくるカワセミやたぬき、かえる。

 蛇が、上り口でとぐろを巻いて休んでいたことなど、

 たのしいおはなしのようなお便りでした。

 Nさんが、坊守になって暮らしたこの緑の境内を

 歩くと、Nさんの声が聞こえてくるようでした。

 銀杏は2本とも、雌株。

 銀杏はかなり離れていても受粉ができるそうです。

 住職に教えてもらいました。










 お話会が始まる前に、Nさんのお墓にお参りしました。

 毎月、お花を供えているというTさんと一緒に。

 そばに、ヒガンバナが葉を出していました。

 赤と白と咲くのだそうです。そして、墓石の上には、

 一匹の蛙が!いつも墓守をしてるの、Nさんの語る

 おはなしに蛙の出てくる「三枚の鳥の羽」があったからね、

 と、Tさんが話してくれました。






 「ぬちぐすい」とは、沖縄のことばで「命の薬」のこと。

 おいしいものを食べたり、美しいものを見たりしたとき、

 沖縄の人たちは、「命の薬だ!」と言って、

 感動を表すのだそうです。

 代表の野池さんは、沖縄出身。

 おはなし仲間のNさんのお寺で、ぬちぐすいの会を

 8年間に16回続けられ、今回、最終回でした。







 プログラムは、

  *「巡礼おつる 一の」 瞽女(ごぜ)唄 

          唄・三味線 広沢里枝子さん

  *「気のいい火山弾」 宮沢賢治

  *琉歌 三題   野池道子さん

 広沢さんは、盲導犬を連れていらして、素晴らしい

 瞽女唄を聞かせてくれました。瞽女の歴史と唄を

 多くの人に 伝えていきたいと学んでいるそうです。





野池さんは、琉歌について、解説し、沖縄の言葉で読んでくれました。

琉歌については、ほとんど知らなかったので、野池さんの言葉に感動しました。

琉歌は、8・8・8・6 で歌を詠むそうです。

  波の音もとまれ

  風の音もとまれ

  首里天がなし  みおんき拝ま   恩納なべ(沖縄の歌人)

最後は、沖縄の衣装姿の野池さんが、「てぃんさぐの花」を歌ってくれました。

これからも、長野と沖縄を往復しながら、「沖縄を感じる会」を開催し、沖縄の問題を、考える人を

つなげていこうと思っているそうです。

はまなす文庫でも、ぜひ、来年、お呼びしたいなと思っています。


 参加した方には、

 野池さんの手作りのマース袋が贈られました!

 袋には、沖縄の塩が入っていて、袋は、沖縄の

 織物と紅型の布。魔よけのお守りに。

 野池さんは、このマース袋を、沖縄に帰ったとき、

 高江で座り込みながら作ったのだそうです!

 まさに、ぬちぐすい!の一日でした。








         *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


 

 

どんぐりころころお話会

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 25日(日) はれ

 ことしも、津幡町立図書館の秋の恒例行事である

 「どんぐりころころお話会」がありました。

 なんと!15年も続いている行事。

 森林公園の中にあるどんぐり山。

 この行事を始めた前田館長さんが命名。

 地図には載ってませんが、、、あるのです!






 9:30集合。

 図書館前からバスで15分。

 まず、尾根道を歩きます。

 なにがあるかな~~

 くりやどんぐり、まつぼっくり、

 甘いにおいのかつらの葉も落ちていました。









 赤い実を発見!

 つるりんどうの実でした。

 春先に紫色の花が咲いて、秋になると、

 こんな赤い実をつけるのです!











 切り株に

 ちいさなきのこも生えてました!

 











 かさこそかさこそ、

 落ち葉を踏んで、

 もうすぐ、どんぐりやまだよ~










 どんぐりやまへ、

 転がって落ちないように、

 よいしょよいしょよいしょと登って、

 拾った宝物の木の実やきれいな葉っぱの

 おひろめをしました。









 どんぐり山から下ると、

 紫の実がいっぱい!

 これなあに~

 「むらさきしきぶって名前だよ」

 やっぱり、むらさき色だからね~といいながら、

 落ちてる紫の実も、みんなで拾いました!








 今年の収穫物

 こなら  くぬぎ  すだじい

 葉っぱ(さんきらい かつら さくら がまずみ)

 そうそう、スダジイは、

 みんな、かりっと歯でかんで、おいしそうに

 食べていましたね。

 







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はまなす文庫・11月のつどいのお知らせ

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11月2日(月)     あめ


 
 野道のいつものところに、

 マユミの実がひらき、

 明るくなっていました!









 毎月、月初めに、はまなす文庫関連のつどいを紹介しています。

どうぞ、都合の良い方は、気軽にご参加ください。

お待ちしています。


       もみじ <はまなす文庫 11月のつどい> もみじ


 7日(土)     はまなす文庫 11月のおはなし会 (14:30~16:30ごろ)

             特集~ 青山章子さんのおはなし会~

                     「私の好きなコルデコット賞の絵本」

                    ~子ども達との思い出 そして私のことも~

                   神戸から青山さんをお迎えして、青山さんが高知のつくし文庫に

                  コレクションしてこられたコルデコット賞の絵本について、おはなしを

                  してくれます。どうぞおたのしみに!


 8日(日)     絵本を学ぶつどい (10:00~12:00)

               かほく市立中央図書館 2階第3会議室

               参加費  500円

                ~ 青山さんのおはなし&交流会~

                    青山さんの絵本を囲んで、青山さんと交流します。

                    どなたでも、青山さんと絵本に会いにどうぞいらしてくださいね。

                   

25日(水)     朝読読み合わせ会(10:00~12:00)

               ボランティアルーム


27日(金)     やまんば打ち合わせ会(10:00~12:00)

               中央図書館第3会議室



            メモ その他のお知らせ メモ



13日(金)     人権問題講演会

               13:40~15:30

               西田幾多郎記念哲学館  哲学ホール

               ~言葉の力ー昔話と宮沢賢治~

               やまんばグループのおはなし会の実演があります。

               参加費 無料

               関心のある方はどなたでも。

               主催 石川県人権擁護委員連合会


29日(日)     石川・宮沢賢治を読む会 (14:00~16:30)

               金沢勤労者プラザ

               テキスト  ちくま文庫「宮沢賢治全集」第1巻

               会費  600円

               どなたでも。


            本 かほく市立中央図書館やまんばおはなし会 本

                   毎週日曜日11:00~11:30

                    図書館「おはなしのへや」


                       どなたでも参加できます!

                       おりがみのおはなし会の様子

 1日(日)      わらべうたのおはなし会

 8日(日)      おりがみのおはなし会

15日(日)      蔵書点検のため、図書館休館

22日(日)      ろうそくのおはなし会

29日(日)      おたのしみおはなし会


               クリップ はまなす文庫 出前活動 予定 クリップ


 2日(月)      詩のじかん(金沢)

 4日(水)      津幡紅茶の時間 「賢治のじかん」

 9日(月)      ゆずりはの会 研修会

18日(水)      松風ハイツ おはなし会

21日(土)      志雄昔がたりの会

23日(祝)      小松市立図書館友の会 

 5日(木)~    小学校賢治おはなし会

               高松小/城南小/押野小/北陸学院小/刈安小/粟ヶ崎小

               笠野小/長田町小/大徳小/七塚小/片山津小/西南部小/金城東小 他



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林檎畑のそばの詩のじかん

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 2日(月)10:00~

 荒井さんのお家で、

 「詩のじかん」が開かれました。

 まだすこし、林檎が残っていて、

 雨のしずくが垂れていました!

 この林檎畑のそばで毎月開かれる「詩のじかん」に、

 まいとし呼んでいただいて、

 ことしで13年目になりました!






  ことしのテーマは、「宮沢賢治と中原中也」。

 賢治より11歳年下の中也は18歳の時、賢治の詩集

 『春と修羅』を読み、生涯の愛読書にしました。

 賢治の詩を自身の心象に重ねて読んだという中也と

 賢治の詩を取り上げ、紹介しました。

 中也の生涯を知り、あらためて、読み返してみると、

 言葉にならない内面の哀しみが浮かび上がり伝わって

 来ました。





「詩のじかん」にも、きじまさんが、すてきな秋の色を摘んできて、活けてくれました。

自然の色は、場を和やかにし、ひとの心をひらかせてくれます。

今回もこの野の草花にたすけられて、読んだり、語ったりできました。

   <籠の中の、秋のいろの名前>

     くさぎ(赤紫のガク るり色の実)    うりはだかえで(黄~オレンジ 木肌が緑

     やまもみじ(赤)   みやまがまずみ(光沢ある葉 赤緑)

     だんこうばい(黄) 葉の付け根に花芽(春に黄金色の小花)

     がまずみ(赤い実)

     こなら(緑の葉)

     ウインターコスモス(レモン色・白の花)

     うばたま(ひおうぎあやめ) 黒い実

     紺菊(うす紫の小花)

     こぎく(白・黄色)             ーきじまさんからの花メモよりー


 鉢に育てた、うめばちそうも見せてくれました!

 『鹿踊りのはじまり』に出てくる花。


 私も、荒井さんの『詩のじかん』に育てられ、

 多くの人に賢治の詩を紹介できるようになったことに、

 深く感謝したひと時でした。








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座敷ぼっこをつれて

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 4日(水)

 ことしも、座敷ぼっこをてれて、

 津幡紅茶の時間をお訪ねしました。

 紅葉の季節、毎年開かれる「賢治の時間」は23回目。

 賢治作品のワークショップと朗読と。

 みんなで読み合うワークショップは『烏の北斗七星』

 朗読は『風の又三郎』と『座敷童子のはなし』

 森に囲まれて、自身とみんなの声に耳を澄まし、

 内奥を見つめるひととき。

 





 そして、後半は新潟からこられたこんさんの

 特別の紙芝居の時間もありました!

 『屁ふりあんにゃ』と『二代目ももたろう』

 どちらも、こんさん自作の方言で語る紙芝居ですが、

 それが楽しくておかしくて、腹を抱えて大笑い!!

 屁をこいて笑いあうと平和になるね~と。

 こんさんは、地域の人たちと楽しんでいるそうです。

 夜は新潟弁の語りも会ったのですが、聞けず残念!!





こんさんは、地元の方言を伝えるために、方言のかるたも制作しています。

持ってきて、見せてくれました。

消えていく方言を、何とかして伝えたいと、紙芝居やかるたづくりをされているこんさんに、

すっかり感動!私も文庫のために、かるたを注文してきました。

新潟弁のかるたをどうぞ、おたのしみに!!


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11月のおはなし会・報告

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11月9日(月)     あめのちくもり


 ミゾソバの花

 散歩道に咲き始めました。

 葉は三角形で、

 蕎麦に似ている小花。

 金平糖みたい、と子ども達はいいます。









 今月は、文庫の部屋で

 「青山さんのクレクション

       コルデコット賞受賞の絵本展」を

 開いています。青山さんは、

 1996年、高知市の自宅に子育てをしながら、

 つくし文庫を開設。その文庫は、

 コレクション絵本のお城!のようなそうです。

 そのお城から、6箱の絵本が届きました!






 狭い部屋なので、文庫の本と、

 青山コレクションが入り乱れて申し訳ないのですが、、

 1938~1978年40年間の

 コルデコット賞絵本(オナー賞も)の

 213冊が、手に取って読めるようになっています!

 小さい文庫では、もったいないような気がしますが、

 見にきてくれた人たちは、喜んでくれました!

 






 そして、コレクターの青山さんには、

 これまでのあゆみをおはなししていただきました。

 「私の好きなコルデコット賞の絵本

  ~子ども達との思い出 そして私のことも~」

 3人の子ども達が好きだった思い出の絵本も持ってきて

 見せてくれました。『もりのなか』『まよなかのだいどころ』

 『じてんしゃにのるひとまねこざる』など。







 青山さんは、終戦直前に樺太へ疎開。その頃に

 お母さんから読んでもらい、忘れられない本があり

 ました。40年以上たって、探し当てたのが、

 ← この『世界童謡集』

       西条八十水谷まさる訳 T13(冨山房)

 きれいな表紙の子どもの詩を集めた本。

 この始まりの記憶!が、青山さんの原点になり、

 その後のコレクターへつながりました。






 みんなで、青山さんに紹介してもらった、

 コルデコット賞の好きな絵本をもって、

 記念撮影!!

 青山さんに出会えて、みんなうれしそう!!










              *********************


 翌日(8日)は、中央図書館で。

 金沢や白山市からも、

 青山さんに会いに来てくれました。

 ここでも、青山さんの原点になった『世界童謡集』が

 紹介され、みんなに回されました。

 青山さんの絵とことばの記憶をほどいてくれたのは、

 中川李枝子著『本・子ども・絵本』

 飛び上がるうれしさだったそうです!






 そして、探していた本が国際児童文学館にあると

 知った時の喜び!

 開いてみると、幼いころの記憶が丸ごとよみがえり、

 見せてくれた青山さんの本にも付箋がいっぱい!

 幼い頃の記憶は、こうして、心にとどまり、

 人生に色どりを添えたり、コレクターというような、

 仕事をさせるのでしょう。

 






 青山さんの本は、

 図書館や文学館の企画展に貸し出され、

 石川子ども文庫連でも30周年記念に絵本展を

 県立図書館で開催しました。

 ちいさい文庫への貸し出しは、初めて。

 座り込んで手に取って、ゆっくり眺められる

 うれしさは、かくべつ!

 今月後半まで展示しています。

 見に来られる方は、ご連絡くださいね。






 文庫へ、

 青山さんから一足早い

 クリスマスプレゼントをいただきました!

 青山さん、ありがとう!

 来月の「Xmasのつどい」のとき、

 お披露目に読みましょう!

 どうぞ、おたのしみに!

















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まいちゃんのコトノハ

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11月23日(月・祝)   くもり


きょうは、小雪。 ふるさとの盛岡は初雪になったそうな。



 七尾線の踏切のそばの銀杏

 ことしも、みごと! 











 昨日は、

 落葉をひろいながら、

 津幡の紅茶の時間へ。

 










 午後からのとくべつ紅茶で、
 赤ちゃんの頃から知っているまいちゃんの

 おはなしがあるというので、

 わくわくしながら、出かけました。

 まいちゃんは、今は、「mai works」 という、

 編集・デザイン・イラスト も含めた、

 本の発行・印刷の仕事をしています。

 その仕事に至るまでのことを話してくれるというので、

 これまた、ワクワク!





 このとおり、

 まいちゃんの作った本は、みんな小さいサイズの

 柔らかく、やさしい色あいのものです。

 決して存在を主張せず、でも、ふわ~と、

 つつみこまれるような感じ!

 これは、どこからくるものだろう~と、

 ずっと思っていました。






 大きな目でじっと見つめて、話し始めるのは、小さいころと変わらないなあ~と、

文庫のぶどう狩りにきて、お泊りした時のことや、娘たちを連れて、紅茶の時間を

訪ねて、遊んだり絵本読んだりした時のことが、なつかしく目の前をよぎりました。

 でも、話すにつれて、小さいまいちゃんがどんどん成長していって、終わりの頃は、大人の

まいちゃんが座っていました。

 「紅茶の時間」と一緒に育ったまいちゃん。そういえば、私も文庫始めて間もなく紅茶の時間に

出会ったのだから、まいちゃんと同じように育ってきたのだな~と思いながら聞きました。

 まいちゃんは、思春期をこえて、今の仕事をはじめるまでのことを、丁寧に語ってくれました。

驚いたことは、まいちゃんは、悩むことをおろそかにしなかったこと、自分をしっかり見つめて、

自分を知り、前に進むためのルールをつくり、それを守ってきたこと。けっして考えることをやめず、

岐路に立つたびに無理のない選択をして、その小さな積み重ねが、今につながっていると話され

ました。

 お仕事のデザインや編集は、本の内容や著者の思いを伝えるのが役割。どのようなデザインが

もっともよく読者に伝わるか考えるのが好きだというまいちゃん。その他を思いやることの深さ。

そうなんだ、いろんな悩みにしっかり向き合ってきたから、まいちゃんの作った本を、手に取ると、

ふわ~と、つつみこまれるようになるんだ~と、

私にとって、なぞ(!)がとけた、すてきなまいちゃんのお話でした。


 <まいちゃん編集・デザインの本のおすすめ>

  *『ほめ言葉のシャワー』 編著 水野スウ / 中西万依  (発行 mai works)500円

                   *この本は、『母の友』11月号でも紹介されました!

  *『わたしとあなたのけんぽうBOOK』 水野スウ 編集・イラスト・デザイン mai works 

                                        (発行 紅茶の時間)600円


                   *文庫にもあります。どうぞ、手に取ってみてくださいね!


         *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *











 

昔がたりの会 in 岡部家

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 21日(土)午後
 石川県の有形文化財に指定されている「岡部家」も

 冬の用意。庭の木々に雪吊りがしてありました。

 岡部家は、加賀藩主が能登巡検したとき、御本陣を

 勤めたところ。この岡部家で、

 宝達志水町のおはなしグループ「ふきのとう」の皆さんが

 毎年、秋のお話会を開いています。

 私も混ぜてもらっているので、楽しみに出かけました。





      <プログラム>

・エパミナンダス     おはなしのろうそく1

・はなたれ小僧さま   『子どもに語る日本の昔話③』(福音館書店)

・はぐすけ         『志雄町の民話』

・猫檀家          『読んであげたいおはなし上 松谷みよ子の民話』(筑摩書房)

・なら梨とり        『子どもに語る日本の昔話③』

・こぶじいさま       絵本「こぶじいさま」(福音館書店)

・くさのなかのおひめさま  絵本「くさのなかのおひめさま」(セーラー出版)

・三つのねがい     『子どもに語る日本の昔話③』(こぐま社)

・北風をたずねていった男の子  『子どもに語る北欧の昔話』(こぐま社)


「ふきのとう」の活動は、もうすぐ15年!

図書館のサポート・ボランテイアとして、図書館員と共に活動してきました。

毎年の秋のおはなし会は、地域の皆さんに親しまれ好評で、ことしも30人が集いました。


 出典の本。

 年月を重ね、今回は、

 ケーブルテレビの取材も入り、ドキドキながらも

 地域の文化になったね~と、

 みんなで喜び合いました。









        *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 

 

手づくり絵本作品展

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 暖かい日が続いて、

 庭の山茶花が、あっというまに、

 満開になりました。










 かほく市立中央図書館では、

 11月の秋の読書週間に

 「手づくり絵本作品展」を開いています。

 ことしも、図書館の

 「おはなしのへや」の窓にきれいに、

 展示されました。







 図書館の「手づくり絵本教室」の作品と、

 夏休みの自由作品として、学校に提出された作品が

 図書館に集まってきます。

 ことしは、86点!!!

 子どもたちのいろいろな思いが、ことばと絵で、

 綴られています。

 それぞれ、かけがえのない一冊。







  ことし、印象に残った作品は、

 ザリガニが大好きな男の子に飼われることに

 なったザリガニが主人公の絵本。

 ザリガニの気持ちになって描いたそうな。

  幼い妹にじゃまされたり、お菓子を取られたり・・・

 その中で、だんだん妹を思うようになるお兄ちゃん!

 どちらも、素直な気持ちが描かれています。

 子ども達は、すてきだなあと思います。






          *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 

 

はまなす文庫・12月のつどいのお知らせ

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12月1日(火)     くもりのちはれ


ことしも、師走をむかえました。

はまなす文庫関連の12月のつどいを紹介します。

どうぞ、気軽に、ご参加ください。おまちしています!


           クリスマスツリー <はまなす文庫 12月のつどい> クリスマスツリー


 1日(火)    「えほんのへや」 (13:30~15:30)

               産業文化センター203研修室

               絵本を一冊、お持ちください。

 3日(木)    津幡図書館「賢治を読むつどい」 (10:30~12:00)

               津幡図書館「みんなのへや」

               テキストは、カウンターで借りることができます。

               関心ある方なら、どなたでも。

 9日(水)    「おはなしのへや」 (13:30~16:00)

               かほく市立中央図書館 第2会議室

               おはなしをひとつ、お持ちください。

               見学も可。


19日(土)    はまなす文庫 12月のおはなし会 (14:30~16:30)

              クリスマスツリー 特集~クリスマスのつどい~ クリスマスツリー

                    参加される方は、出し物をひとつ、お持ちくださいね。

                    絵本・おはなし・うた・クイズ・なぞなぞ・そのほかなんでも。

                    出し物がそろったら、はじまります~

                    楽しみにまってま~す!


22日(月)    やまんばサロン (10:00~11:30)

                会員限定

24日(木)    やまんば打ち合わせ会 (9:30~12:00)



  文庫の玄関<12月のえほん>

*『クリスマス』バーバラ・クーニー(ロクリン社)

*『とってもふしぎなクリスマス』ルース・ソーヤー文

                     (ほるぷ出版)

*『子うさぎましろのお話』ぶん・ささきたづ(ポプラ社)

*『ヨセフのだいじなコート』シムズ・タバック作

                     (フレーベル館)

*『ふゆじたくのおみせ』ふくざわゆみこさく(福音館)

                   ほか





              メモ そのほかのおしらせ メモ


13日(日)     読書カフェ

                 10:30~12:00

                 西田幾多郎記念哲学館

                 テキスト 「ふしぎの国のアリス」

                 申し込み  かほく市立中央図書館


15日(火)     ストーリーテリング & ティー

                 ごご2じ~4じ

                 カフェ ド マル (内灘町白帆台)

                 会費  1000円

                 要 申し込み (FAX076-237-5283)


               本 かほく中央図書館 やまんばおはなし会 本

                     毎週日曜日 11:00~11:30 

                          「おはなしのへや」


                    11月のおたのしみのおはなし会の様子


   6日(日)      わらべうたのおはなし会 

  13日(日)      おりがみのおはなし会

  20日(日)      かみしばいのおはなし会

  27日(日)      ろうそくのおはなし会


           クリップ はまなすぶんこ・12月の出前予定 クリップ


   3日(木)      金津小学校宮沢賢治おはなし会

   9日(水)      西荒屋小学校おはなし会

  10日(木)      医王山小中学校おはなし会

  16日(水)      まつかぜハイツおはなし会

  22日(火)      泉丘高校図書委員会 「宮沢賢治の世界」


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